お客様事例 | 2026年8月5日

Suntory OceaniaがSAPでデジタル基盤を構築

飛躍的な成長に求められる高度なデジタル基盤の整備

Suntory Oceaniaはマルチビバレッジ企業への変革を進める中で、先進的な製造、効率的なサプライチェーンオペレーション、そして卓越した顧客体験を支えるモダンなデジタル基盤を必要としていました。DXCの支援により、オペレーション、生産、計画、顧客エンゲージメントをつなぐ統合SAPプラットフォームを導入。リアルタイムの可視性、シームレスな連携、そして将来の成長に向けたスケーラブルなプラットフォームを整備しました。



「DXCとの協業は素晴らしいものでした。SAPに関する深い製品知識と、製造業を深く理解しているアーキテクトレベルの専門家による支援を提供してくれました。私たちのビジネス要件を技術的なソリューションに落とし込むことができ、まさに私たちのチームの一員として機能してくれました。」

Matt Dixon
Suntory Oceania デジタル&ITディレクター 


成長のためのデジタル基盤構築

Suntory Oceaniaは、オーストラリアおよびニュージーランドにおける最大級のマルチビバレッジメーカーであり、1,500名以上の従業員、2つの製造拠点、5つの物流センター、そして市場をリードする40以上のブランドを擁しています。

同社は2025年7月に正式に事業を開始し、同時にクイーンズランド州スワンバンクにカーボンニュートラルな製造・物流施設をオープンしました。この施設により、Suntory Oceaniaは初めてサプライチェーンのエンドツーエンドの管理を実現し、将来の成長とイノベーションに向けた強固な基盤を築きました。



世界水準のデジタル製造オペレーションの構築

Suntory Oceaniaのクイーンズランド拠点は、過去10年間でオーストラリアにおけるFMCG(日用消費財)分野で最大規模の投資です。このカーボンニュートラル施設は、製造、倉庫管理、物流を一つの拠点に集約し、オペレーション全体にわたって先進的な自動化技術を備えています。

革新と実行のためのパートナーシップ

Suntory Oceaniaは、製造、倉庫管理、サプライチェーン計画、顧客オペレーションにまたがるSAPベースの統合プラットフォームを導入するため、DXCとパートナーシップを結びました。プロジェクトチームは共同で、クイーンズランド施設全体のエンタープライズシステムとオペレーショナルシステムを統合し、コネクテッドかつ高度に自動化されたオペレーティングモデルを支えました。

このプラットフォームは、2025年7月のSuntory Oceania事業開始に間に合う形で納品され、同社が運営するエンドツーエンドのサプライチェーンへの移行を支えました。初年度において、同施設は2億5,200万本以上の缶・ボトルを生産し、生産量を36%増加させ、21の新製品を発売しました。


すべてがつながりあい、変わったこと

  • より迅速で正確なオペレーション:計画、倉庫管理、製造の各システムが統合され、サプライチェーン全体のリアルタイムな可視性を実現。対応力とオペレーションの連携が向上しました。
  • 生産能力の拡大:スワンバンク施設は初年度に2億5,200万本以上の缶・ボトルを生産し、生産量を36%増加。将来の成長を支える大きなキャパシティを創出しました。
  • 顧客成果の向上:在庫の可視性向上、物流プロセスの効率化、コネクテッドオペレーションにより、オーストラリアおよびニュージーランド全体でのサービス提供が強化されました。
  • 将来に向けたスケーラブルなプラットフォーム:モダンなSAPベースのデジタル基盤により、新たな機能の統合、事業拡大の支援、市場の変化に応じた継続的なオペレーション改善が可能になりました。

次のステージに向けて

デジタルおよびオペレーションの基盤が整った今、Suntory Oceaniaは継続的な成長を支える体制を確立しています。統合プラットフォームは、製造、サプライチェーン、顧客オペレーションを事業全体で一貫して管理する手段を提供すると同時に、将来のビジネスニーズに適応する柔軟性も備えています。