2021/12/23 by 阿部 吉弘 こんにちは、DXC でSAPのエンジニアをしている阿部です。2021年7月から11月で、Microsoftの資格を31個取得しました。具体的には以下のマイクロソフトの認定資格ポスターの赤で囲んだ部分のことで、Azure、Power Platform、Fundamentals系、そしてSecurity, Compliance and Identityを全て取得した、ということになります。 (2021/11/20現在リリースされていないMicrosoft Certified: Windows Server Hybrid Administrator AssociateとMicrosoft Certified: Azure Cosmos DB Developer Specialtyは除く) リストすると下記になります。 Microsoft 365 Certified: FundamentalsMicrosoft 365 Certified: Security Administrator AssociateMicrosoft Certified: Azure Administrator AssociateMicrosoft Certified: Azure AI Engineer AssociateMicrosoft Certified: Azure AI FundamentalsMicrosoft Certified: Azure Data Engineer AssociateMicrosoft Certified: Azure Data FundamentalsMicrosoft Certified: Azure Data Scientist AssociateMicrosoft Certified: Azure Database Administrator AssociateMicrosoft Certified: Azure Developer AssociateMicrosoft Certified: Azure for SAP Workloads SpecialtyMicrosoft Certified: Azure FundamentalsMicrosoft Certified: Azure IoT Developer SpecialtyMicrosoft Certified: Azure Network Engineer AssociateMicrosoft Certified: Azure Security Engineer AssociateMicrosoft Certified: Azure Solutions Architect ExpertMicrosoft Certified: Azure Stack Hub Operator AssociateMicrosoft Certified: Azure Virtual Desktop SpecialtyMicrosoft Certified: Data Analyst AssociateMicrosoft Certified: DevOps Engineer ExpertMicrosoft Certified: Dynamics 365 Fundamentals (CRM)Microsoft Certified: Dynamics 365 Fundamentals (ERP)Microsoft Certified: Identity and Access Administrator AssociateMicrosoft Certified: Information Protection Administrator AssociateMicrosoft Certified: Power Platform Functional Consultant AssociateMicrosoft Certified: Power Platform FundamentalsMicrosoft Certified: Security Operations Analyst AssociateMicrosoft Certified: Power Platform App Maker AssociateMicrosoft Certified: Power Platform Functional Consultant AssociateMicrosoft Certified: Power Platform Developer AssociateMicrosoft Certified: Power Platform Solution Architect Expert この事実を社内で報告したところ「すごい!」「どうして?」「どうやって?」など反響があったこともあり、ちょっとブログにまとめてみようかな、と思いたちました。Azure等の資格取得を目指している方の参考にもなればと思います。 なぜそんなに資格を取ったのか? 自分はSAPのシステムを担当しているエンジニアなので、元々は「Microsoft Certified: Azure for SAP Workloads Specialty」を取得しようと考えていました。ただ、いきなり「Specialty」レベルにチャレンジするのはどうだろうと思い、マイクロソフトの試験に慣れるためにも「Fundamentals」の取得にチャレンジ。まず7つのFundamentalsを受験して合格、その後「Microsoft Certified: Azure for SAP Workloads Specialty」も受験して無事合格することができました。 当初の目的では、ここで受験終了の予定でしたが、Credlyでデジタルバッチを見ると、資格の星が少なくて、自分としてはなんだか寂しいなと感じました。また「他のAzureの資格の勉強もすることで、新しい技術の概要を把握できる。それだけでなく、その技術をマイクロソフトがどのように市場に提供するのかというベストプラクティスを学ぶこともできて一石二鳥だ」と考えたこともあり、AIやIoT等の新しい技術系の資格取得に取り組み始めました。 そのため、Azureの資格は一般的には、 一般的なAzureサービス(Administrator等) → 各Fundamentals系 → SAP系 → 新技術系(AI、IoT等) と基本機能の資格から取得していくと思いますが、自分は以下のように周辺機能から攻めていき、全て取得しました。 各Fundamentals系 → SAP系 → 新技術系(AI、IoT等)→ 一般的なAzureサービス(Administrator等) その後Power Platformの資格も取得しました。 どうやって勉強したのか? 特別なことをしたわけではありませんが、下記の2つの方針は決めて勉強しました。 今回の試験勉強では「試験範囲のサービスの概要を把握しながら、短い勉強時間で、ぎりぎりの点数で合格できること」を目指す。マイクロソフトの認定試験は1000点満点で700点を取れば合格なので、700点を少し超える位を目標とするマイクロソフトの認定試験は全て選択問題なので、全問題の半分は迷いなく正解を選択することができ、残りの半分は2択まで絞れる程度になるまで勉強することを目標とする 試験を受ける際は毎回以下のステップで進めました。 資格スキルのアウトラインを確認する勉強する教材を決める勉強する予定を自分のカレンダーに入れる試験を予約する勉強する試験を受ける このステップで、自分の経験から言うと、ほぼ合格できます(自分は2回だけ落ちました)。各ステップを解説します。 資格スキルのアウトラインを確認する Microsoft Learnの各認定資格の説明ページから「資格スキルのアウトライン」というドキュメントをダウンロードできます。そこに試験にはどの領域が何%出題されるかが書かれているので、それに沿って各領域、力の入れ方を変えて勉強します。勉強する教材を決める ほぼMicrosoft Learnのみで勉強します(Microsoft Learnの各資格のページに用意されているラーニングパスに従って勉強するということです)。ただし、Microsoft Learnでコースが用意されていない試験、及び(1)で確認した資格スキルのアウトラインと比べて、明らかにMicrosoft Learnでのコンテンツが不足していると感じる場合は、Microsoft Docsでドキュメントを探してきて勉強します。勉強する予定を自分のカレンダーに入れる 言葉のままです。勉強する予定を立てます。Microsoft Learnに各モジュールの勉強予測時間が記載されているので、それを参考にします。自分の場合、最初は勉強時間の見積もりの精度が高くありませんでしたが、いくつか試験を受けていくと、どのくらい時間をかければ合格できるのかが分かってきて、予定を上手く立てられるようになりました。1つの試験についてラーニングパスを3週すれば大丈夫、既に他で勉強したモジュールの勉強は省ける…といったことが掴めていった感じです。ちなみに、1つの資格試験のために、だいたい15~20時間勉強しました。試験を予約する ここが一番大事です。試験を予約しないと合格しません。勉強を始める前に、まず試験の予約までしてしまいます。おしりが決まっていることで、勉強にも身が入ります。勉強する 3.で立てた予定に従って勉強します。 Microsoft Learnでの勉強は、以下の方針で進めました。 a. ラーニングパスの各モジュールを完全に把握する b. モジュールでドキュメント(Docのファイル)が指定されている場合はそのドキュメントの概要も把握する c. 演習はやらない(時間が掛かるので)試験を受ける 試験当日、試験を受けましょう。 試験当日の心得みたいなものはある? ここまでに記載した勉強方法だと、試験の際に知らない用語がそれなりに出てきます。しかし「全問題の半分は迷いなく正解を選択することができ、残りの半分は2択まで絞れる程度になる」ことが目標なので、あわてずに解き進めます。Microsoft Learnを理解していれば700点は取れるはず、と自信を持って受験しましょう。 試験テクニック的なものは、敢えて言えば、 設定手順等の並べ替えについての問題が出るため、試験直前にMicrosoft Learnに出てくる手順は演習も含めて全て覚えるようにした(ちなみに、実際の環境で設定する場合は記憶した手順で設定作業を進めることはないので、試験が終わったら忘れるようにしています。記憶領域を解放しましょう) といったところでしょうか。 また、受験はオンラインでもできますが、自分は全てテストセンターで受けました。そのため、約4か月の間に30回位同じテストセンターで受験したので、テストセンターの方に完全に顔を覚えられ「いつもありがとうございます」「あと何回受けるんですか?」と応援していただきました。ありがとうございました。 なぜテストセンターで受験したかというと、自分は試験中にじっとしていられない性分で、体を揺らしたり頭を触ったりしてしまうからです。オンライン受験だと不正行為をしていると疑われたり、変な指摘をされるのではないかと思い、テストセンターでの受験を選択しました。 DXC TechnologyとMicrosoftはグローバルな戦略的パートナーシップに基づき、幅広いテクノロジーとサービスでお客様のクラウド活用やビジネス拡大をご支援しております。 今後について Credlyでデジタルバッチもたくさん並び、もう寂しくなくなりました。Azureの新試験が一般リリースされたらそれも取得して、コンプリートする予定です。 資格を多く取得するのは難しいというイメージがあるかもしれませんが、1つの資格の勉強をすると、それに隣接する範囲の内容も理解できるようになるためか、覚えていないことも考えれば正答できるようになっていって、そんなに苦労したわけではないような気もしています。 Google Cloud Platform(GCP)とAmazon Web Services(AWS)に関しても、ぼちぼちと勉強していければいいなと考えています。 About the author 著者 阿部 吉弘(Yoshihiro Abe) DXCテクノロジー・ジャパン グローバルデリバリ統括本部所属。SAPシステムのアウトソーシングに従事し、様々な業界のお客様をご支援している。
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