DXC、次世代車両向けドライバーHMIの開発でフェラーリと提携

DXCのソフトウェアによるフェラーリの新型スーパーカーF80向け
インフォテインメントシステムの実現

2025年1月9日 バージニア州アッシュバーン発 – DXC（NYSE: DXC）はフェラーリとのパートナーシップを拡大し、フェラーリ車の高性能機能をドライバーがより活用しやすくするための、次世代の車載インフォテインメントシステムの共同開発について合意したと発表しました。

DXCは自動車業界における豊富な経験を活かして、フェラーリのインフォテインメントシステムが、車のオーナーに卓越したエクスペリエンスを提供しつつ、市場のニーズを先取りするためのアジリティも備えたものとなるよう支援します。

「DXCは自動車業界をリードするイノベーターであり、当社のソフトウェアプラットフォームとそのコンポーネント、さらには最先端の機能やユーザビリティの開発を加速してくれます」とフェラーリの最高研究開発責任者のErnesto Lasalandra氏は述べています。

フェラーリとの協業の一環として、DXCは2021年に現行モデルおよび次世代モデル向けのヒューマンマシンインターフェース（HMI）システムの再構築に着手しました。

最近のプロジェクトにおいてDXCは、2024年10月に発売された、公道およびサーキットの両方に適したフェラーリの新型スーパーカーF80向けのソフトウェアを開発しました。DXCによるカスタムメイドのソフトウェアにより、F80のマルチディスプレイは、シームレスで高速なパフォーマンス重視のエクスペリエンスを、ドライバー、およびオプションの追加スクリーンを通じて同乗者に提供します。F80の「デジタルコックピット」システムは公道での走行に適した機能を提供し、サーキット走行時にはレーシングディスプレイに変化します。このディスプレイは、リアルタイムのパフォーマンスデータ（速度、重力加速度、エンジン回転数、タイヤ空気圧など）に加えて、没入型ビジュアルによるユニークでスリリングなレーシングエクスペリエンスをユーザーに提供します。

「DXCは、自動車業界における豊富な経験を活かして、世界をリードする自動車メーカーであるフェラーリとの共同開発に取り組んでいます。現在進めている最先端のソフトウェアイノベーションは、今後数十年にわたりドライバーエクスペリエンスの変革に貢献すると期待されます」とDXCの自動車・製造担当エグゼクティブバイスプレジデントのLuz G. Mauchは述べています。

詳細については、https://dxc.com/jp/ja/scuderia-ferrariをご覧ください。

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