OpenText™ Analytics Database (Vertica)

Postgresの開発者であり、データベースの歴史に大きな影響を持つ著名なデータベース研究者であるマイケルストーン・ブレーカーは、旧来のDWHのボトルネックであるI/Oネックに着目し、列指向型DWHを産み出しました。それがOpenText Analytics Database（Vertica）の起源となっています。

OpenText Analytics Databaseは柔軟にクラウド、オンプレミス、Hadoop、仮想環境に対して、ハイブリッドで対応します。高速パフォーマンスが求められる分析処理、ペタバイト級のスケーラビリティ、機械学習処理を提供します。

• マスターノードが存在しない為、単一障害点とパフォーマンスボトルネックを排除
• 各ノードが連携し、処理分散される為、高い冗長性とパフォーマンスのリニアなスケールが実現
• ネイティブな列指向と超並列処理（MPP）による高い性能と高い圧縮効率
• データレイク上の列指向Parquet/ORCなどを対するも高速検索の実現
• 計算ノードをグループ化することでワークロードを分離し、マルチテナンシーをサポート
• その他、OpenText Analytics Database (Vertica) の特徴としては、デプロイ／増設の容易性や自動チューニングの実現、ワークロードの分離（ロードと参照）など

• オンプレ／パブリック／プライベートクラウド問わず導入できる汎用性の高さ
• ライセンスはデータ量のみに影響し、サーバ追加をすれば性能拡張ができるシンプルなライセンス体系
• 本番環境のみのライセンスで、開発／検証／災害対策などのライセンスを網羅するコストメリットの高いライセンス体系
• 外部表（Parquet/ORCなどの列指向フォーマット）はデータ格納量に対して、1/4のライセンスで提供できるコストメリット
• PythonやSQLによる機械学習分析機能の提供やR言語のサポート
• バックアップユーティリティや提供、ユーザ定義関数（UDF）による拡張をサポート

OpenText Analytics Databaseは、ビジュアリゼーションツールとETLツールなどのサードパティの製品と接続テストを実施しています。標準SQLと、JDBC/ODBCがサポートされ、使い慣れたサードパーティーツールで、スムーズにOpenText Analytics Databaseを利用することが可能です。

BIツールやETLツールなどはDWHに対して一般的なサードパーティー製品であり、活用例もイメージがしやすいものと思われます。下記にBIツールやETLツール以外のサードパーティー製品と連携した活用例を示します。