Denodo

データ仮想化ソリューション

企業が管理するシステムは複雑化し、扱うデータの種類や量は年々増大しております。既存システムを最大限活用しつつ、新しく発生するニーズに柔軟に対応する必要があります。

これに対しDenodoではデータ仮想化技術を用いることで、大規模なシステム刷新を必要とせず、現行システムに不足している機能を補う形で解決に導きます。


Denodo概要:データ仮想化とは

Denodoが提供するデータ仮想化基盤は、異なるデータソースをリアルタイムで統合し、データの複製を持たずに目的のデータを提供します。また、ソースシステムへのアクセスタイミングの管理やクエリ処理高速化などを目的としキャッシュ機能なども利用可能です。

Denodoはデータを仮想的に扱う特性を活かし、データ連携基盤システムなどの情報系や、データ加工配信を行うアプリケーション基盤においても既存システムを活用しつつ求められる機能を追加します。


Denodoが解決する課題

Denodoはデータを仮想的に扱う特性上、既存システムのメリットを享受しつつ、新たに発生する様々なビジネス課題の解決に役立ちます。

多くのお客様にて顕在化している具体的な課題の一例を示します。

データ収集/加工

新規データの収集や加工を行うためのコストが膨大にかかる

データ配信

データ配信基盤を新規実装すると開発/保守の両面でコストがかかる

データ民主化

データ民主化を実現するためのITリテラシ教育やデータガバナンスの実現が困難

システムが複雑化し高額な保守費がかかる

近年のITシステムでは、DBLinkなどの技術の多用により、システム間の複雑な連携が問題となるケースが増えています。その結果、多くのシステムが単一障害点となり、変更が難しく高額な保守費が発生しています。さらに、このような構成では、パフォーマンス問題やデータパッチ対応が必要になるリスクが高まり、運用費が増大することもあります。

このような課題に対して、データハブとしてDenodoをデータ連携の中央に配置し、システム間の連携を疎結合にすることでデータ連携を可視化し、既存の連携の保守や運用のコストを低減するだけでなく、将来の新たな連携においても容易かつ迅速に連携する事が可能となります。


データ民主化の推進

収集したデータを社内で公開し、各々のビジネスにて活用するデータ民主化の動きが活発になっております。

データ利用者は、データの場所や種類を意識することなく目的のデータ作成をGUIのみで完結できます。また作成したデータDBC/ODBC/REST APIなど多様な配信方法を通じて任意のアプリケーションに配信することで、データ活用の幅が広がります。システム管理者は、データ取得から配信をDenodoで包括的に行うことにより、アクセス制御や履歴管理といったデータガバナンスも実現できます。会社としてデータ民主化を推進する際、Denodoは利用者・管理者の両側面から非常に強力なソリューションとなります。


DXCが推進するDenodo活用サービス

DXCではお客様がデータから価値を創出し、ビジネスを成長させるためのサポートを提供しています。業界ノウハウ、製品知識、経験豊富な人材を用いてデータ活用を進めるうえでのお客様の課題を解決し、ビジネス成長に貢献します。

既存システム課題の顕在化や新たに発生するビジネスニーズに対し、お客様に合ったDenodo活用サービスをご提案いたします。

DXCのDenodo活用サービスでは、要件定義やPoCによる効果検証から本番導入/運用支援に至るまで、システムライフサイクル全てにおいて提供可能です。


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