DXC Technology、暫定社長 兼 CEOにRaul Fernandezを任命

会長 兼 社長 兼 CEOを退任するMike Salvinoの後任としてFernandezが即日就任

取締役会長にはDavid Herzogを任命

DXC、第3四半期業績見通しと2024年度フリーキャッシュフロー見通しを再確認

2023年12月20日 バージニア州アッシュバーン発 — フォーチュン500に名を連ねる世界有数のテクノロジーサービス企業であるDXC Technology(NYSE: DXC)は本日、当社取締役会において取締役Raul Fernandezを暫定社長 兼 最高経営責任者(CEO)に任命し、同氏が即日就任したことを発表しました。Fernandezはこの職務に、テクノロジーおよび投資部門における豊富な経営・運営経験を携えて臨みます。同氏には、自身が設立したProxicomに加えて、Dimension Data North America、ObjectVideoなどの複数の企業でCEOを務めてきた実績があります。

Fernandezは、Mike Salvinoの後任となります。Salvinoは2019年からDXCの社長 兼 CEOを、2022年からは会長も務め、当社の事業とバランスシートの大幅な再編に指導力を発揮しました。取締役会との相互合意により、同氏は取締役会長から即日退任しますが、2024年3月31日まで顧問としてとどまり、円滑な移行を支えます。

さらに、DXCの筆頭独立取締役であるDavid Herzogが取締役会長に任命され、この期間中Fernandezと緊密に連携することになりました。後任CEOについては、取締役会が社内外の候補者から人選を進めます。

「Raulは、テクノロジー分野にとどまらない数々の分野で実績があり、変革をもたらしてくれるリーダーです」とHerzogは述べています。「長期にわたって力強く革新的なビジネスを構築し、主導してきた彼の実績は、当社のお客様、チームメンバー、投資家の皆さまにとって大いに役立つことでしょう。この時期に彼のような優れた経営幹部が、極めて優秀な経営陣と協力してDXCを率いてくれることになり、私たちは非常に幸運です」

「この4年間、DXCの変革の道のりを主導してきたMikeに感謝したいと思います」とHerzogは続けます。「彼は、オファリング主導の経営モデルを立ち上げて、世界クラスの経営陣を築き上げ、事業とバランスシートの有意義な再構築を統括することで、事業を安定させ、当社を成長軌道に乗せることに貢献しました。今後数か月間、彼が引き続き顧問を務めてくれることに感謝するとともに、移行期間中の継続的なサポートに期待しています」

「DXCは業界のリーダーであり、持続可能な成長への道を力強く前進し始めています。このような大切な時期にこの職務に踏み出すことができて、大変嬉しく、また光栄に思います」とFernandezは述べています。「当社は、お客様と株主の皆さまのための価値を創造し続けながら、収益の成長と利益の拡大を推進する戦略を全力で遂行しています。私たちが築き上げた極めて才能豊かなチームは、この移行期間中も一致団結して全力を尽くします。David、取締役会、そして13万1,000人の従業員からなる並外れたチームと緊密に協力し続け、成長の道のりで次の段階へと進むことを楽しみにしています」

「この4年間、DXCが大きな変革に取り組む中でCEOを務められたことは光栄でした」とSalvinoは述べています。「私たちは、財務基盤を固めるとともに、業績向上と戦略目標の前進に必要とされる適切な最高経営陣を編成することで、ビジネスの安定化を図るという目標を達成しました。RaulとDavidは、お客様との信頼関係の強化、人材の成長・育成環境の構築という強固な実績を継続しながら、DXCを次の段階へと導いて行く最適なリーダーです。彼らとチームのさらなる成功を願っています」

DXCは、本日発表した取締役会および役員人事に加え、以前に発表した今会計年度第3四半期の業績見通しを確認しました。また、以前に発表した2024年度のフリーキャッシュフロー見通しである8億ドルも確認しました。Salvinoの退任に関しては、既存の雇用契約に基づいた額が同氏に支払われることになりますが、この見通しにはその影響は含まれていません。DXCの最高財務責任者(CFO)であるRob Del Beneと、Raul Fernandezは、2024年2月1日に行われる次回の収支報告で当社の第3四半期決算について説明する予定です。

Raul Fernandezについて

2020年からDXCの取締役であるFernandezは現在、NHLのワシントン・キャピタルズ、WNBAのワシントン・ミスティックス、NBAのワシントン・ウィザーズなど、ワシントンDCの主要スポーツフランチャイズの一部を所有する民間共同経営会社であるMonumental Sports & Entertainmentの副会長 兼 共同オーナーを務めています。同共同経営会社は、デジタル、モバイル、オーバーザトップ(OTT)プラットフォーム向けの初の地域スポーツネットワークであるMonumental Sports Networkも所有しています。

同氏は現在、ブロードコムの取締役、NBA理事会のガバナー代理、キャリック・キャピタル・パートナーズの特別顧問、Volition Capitalの戦略諮問委員会のメンバーに加えて、複数の民間企業の取締役も務めています。

彼はそのキャリアにおいて、テクノロジー志向の企業を数多く統括してきました。その中でも同氏が設立して力を注いだProxicomは、フォーチュン500企業に電子商取引ソリューションを提供する卓越した世界的プロバイダーへと成長し、最終的には株式を公開しました。彼はその後、情報システム統合会社であるDimension Data North AmericaのCEOを務めた後に、インテリジェント映像監視ソフトウェアの大手開発企業であるObjectVideoにおいて、2017年に同社がAlarm.comに売却されるまで会長 兼 CEOを務めていました。また、以前はゲームストップ、Kate Spade & Co、Capitol Investment Corp. Vの取締役を務め、米国大統領科学技術諮問委員会のメンバーも務めていました。

David Herzogについて

Herzogは2017年からDXCの取締役であり、そのキャリアを通じて数々の上級管理職を務めてきました。最近では、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)で複数の指導的立場を歴任した後、CFO 兼 執行副社長を務めました。また、メットライフの取締役会のメンバーでもあり、監査委員会の委員長も務めています。

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DXC Technologyについて

DXC Technology(NYSE: DXC)は、最新のIT環境への刷新、データアーキテクチャの最適化、パブリック・プライベート・ハイブリッドクラウド全体に渡るスケーラビリティとセキュリティを実現しながら、ミッションクリティカルなシステムを支え、グローバルに広がるお客様のビジネスをご支援します。DXCは、競争力や業務パフォーマンス、顧客体験価値のさらなる向上といった課題に挑む世界大手企業のお客様の信頼を獲得しています。DXCがどのようにお客様の成功と従業員の成長を実現しているかについてはDXC.comをご覧ください。日本における取組についてはDXC.com/jpをご覧ください。

 

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