DXCとフェラーリの関係は、DXCが同社の重要なインフラストラクチャの改善と管理というミッションを引き受けた2020年にまで遡ります。現在はこの取り組みに、フェラーリの製造インフラのオンプレミス、およびクラウドでの運用が含まれます。
DXCは現在、同社の重要な機能であるオペレーティングシステム、データベース、セキュリティを管理しています。今後DXCはさらに、ネットワークの改善と最新化、ソフトウェア資産管理サービス、業界規制に対する車両部品の物質適合性を確認するシステムの構築に取り組む予定です。
DXCは、その専門知識を活用して、次世代スマートHMI (ヒューマンマシンインターフェイス) システムを開発しました。このHMIシステムによって、DXCのアジャイルアプローチを通じてトレンドに迅速に対応し、新しいテクノロジーを効果的かつ効率的に導入できるのです。
「DXCとは、ビジネスの専門知識、継続的なイノベーションの追求、卓越性への取り組みといった価値観を共有しています。今後数年間、このパートナーシップを発展させていくことを楽しみにしています」
Lorenzo Giorgetti 氏 フェラーリ、チーフ・レーシング・レベニュー・オフィサー
次世代スポーツカーの開発
DXCとスクーデリア・フェラーリは提携して、デジタルエンジニアリングにおける豊富な経験と、製品設計において最高レベルの成果をもたらす専門知識を結集し、パフォーマンス駆動型のテクノロジーソリューションを戦略化・組織化し、推進しています。
「DXCとは、ビジネスの専門知識、継続的なイノベーションの追求、卓越性への取り組みといった価値観を共有しています。今後数年間、このパートナーシップを発展させていくことを楽しみにしています」と、フェラーリのチーフ・レーシング・レベニュー・オフィサーであるLorenzo Giorgetti氏は言います。
複数年のパートナーシップにおいて、DXCの経験豊富なデジタルエンジニアとアーキテクトが優先的に取り組むことは、非常に複雑な環境における安定性と規模の確保です。
DXCとフェラーリは数年にわたり、重要なインフラストラクチャについて協力してきましたが、今回テクノロジーの未来への案内も含むパートナーシップの関係に移行できることを誇りに思います。私たちは、車両の情報機能を変革し、すべての人の運転体験を向上させる技術の革新に取り組んでいます。