お客様事例 | 2025年7月1日

宇宙のためのAIプラットフォーム

欧州宇宙機関(ESA)は、膨大な量の文書やデータを活用して、最先端の研究を行っています。

ESAは研究をさらに推進するため、DXCの支援により、生成AIのプロトタイプをASK ESAへと進化させました。ASK ESAは、データの統合や、コンプライアンスの確保、重要なインサイトの提供、研究者による迅速かつ安全なアクセスを実現する、エンタープライズ規模のAIプラットフォームです。

これによって効率が飛躍的に向上し、ESAのデジタルトランスフォーメーションにおける大きな一歩となりました。


小さな一歩から、AIが導く飛躍へ

「ESAは大量のデータを扱っていますが、それらは多数の場所やシステムに分散しています。AIは、このような情報へ迅速にアクセスし、分析を行って、予測やデータ活用を行うという、新たな機会を創出してくれています」

欧州宇宙機関 ITポートフォリオマネージャー兼ビジネスアナリスト
Charles-Antoine Poncet


成果の概要

ASK ESAプラットフォームによる成果:

  • 大量のデータへの、安全で効率的なアクセス
  • ESAによる、多様な領域にわたる国際的な業務を支援
  • 技術者の作業時間を、週に1~2時間削減
  • AIによる将来的な研究の飛躍的進化に向け、ESAの体制を整備


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